テスト波形ファイルを使ったシミュレーション (Ver.9まで)


Quartus II Ver.10 以降の方法

ModelSim によるシミュレーション 参照。


テスト用波形ファイル作成

回路ブロックのテストは、回路ブロックの入力に対する テスト用の信号(テスト・パターン)を作成し、それを入力して、 正しい出力値を出すかを確認する形で行います。 ここでは、波形エディタを用いて、 テスト・パターンの波形ファイルの作り方を説明します。 なお、テスト・パターンの作り方によって テストの効率(バグの発見効率など)が変わりますので、 テスト・パターンは考えて作って下さい。

波形エディタや機能レベル・シミュレーションの詳細は、 オンライン資料: Quartus II開発ソフトウェアの Quartus IIハンドブック(英語版)のVolume 3, Chapter 1, "Quartus II Simulator"に書かれています。


使うと便利な波形

波形エディタでは


テスト波形ファイルを使ったシミュレーション

作成した波形ファイルと回路の シミュレーション用のRTLのネットリストを入力として、 回路に対するシミュレーションが行えます。

なお、シミュレーションはトップ・レベルの回路に対してしか行えません。 回路ブロックに対してシミュレーションを行うときには、 その回路図を表示後に"Project→Set as Top-Level Entity"を選択して、 一時的に、トップ・レベルの回路扱いにしてシミュレーションを行って下さい。


Last modified: 2010/4/7 11:00